プログラム開発キット


Derimoの開発キットについてご紹介します。このプログラム開発キットは、CD-ROMにてご提供するもので、複数のソフトウェアで構成されます。
 

1.Derimoの構成

    Derimoを使用するための機器はクライアント機、コントロール機、サーバ機の3つで構成されます。それぞれに適用したソフトウェアを用意し、連係動作させることでM2M / IoTフレームワークを実現しています。
     
    クライアント機はデータの発生するところのコンピュータのことで、センサやアクチュエータなどが搭載されたロボットや、監視すべきコンピュータをさします。クライアント機では、そのコンピュータに搭載されたセンサからデータを取得したり、アクチュエータに命令発行し動作をさせたりします。
    クライアント機で動作するプログラムは「Derimoクライアント」や「Derimoリレークライアント」といいます。
     
    コントロール機は、モニタリングルームにて、システム監視者がコントロールやモニタリングをするために使用するコンピュータのことです。クライアント機からサーバ機を経由してセンサ情報を得たり、クライアント機に対して動作させたりする命令をサーバ機経由でコントロール機より発行します。
    コントロール機で動作するプログラムは「Derimoコントロール」や「Derimoパブリッシュビュー」といいます。
     
    サーバ機はクライアント機とコントロール機の仲介をするコンピュータです。クライアント機やコントロール機のデータの通信をしたり、セキュリティ管理の機構によりコンピュータ同士の接続を管理したりします。
    サーバ機で動作するプログラムを「Derimoサーバ」といいます。

    (1) Derimo クライアント

    Derimoクライアントというソフトウェアは、データの発生するところのコンピュータであるクライアント機上で使用されるプログラムをいいます。センサやアクチュエータなどが搭載されたロボットや、監視すべきコンピュータ上でDerimoクライアントを動作させます。このコンピュータは、外部インターフェースを通じ、センサからの情報を得たり、アクチュエータに対して制御命令を発行したりします。
    Derimoの評価ボードであるスタータボード(Arduino Starter Board)は、Arduinoボード上にセンサやアクチュエータを搭載しています。これをクライアント機とUSB接続で使用できるようにしています。

    • Android機にスタータボード(Arduino Starter Board)をUSB接続するとき、「Derimoクライアント(Derimo Client for Android)」を使用します。
    • M2Mターミナル(Derimo Linux Client BOX)やお使いのPC上にLinux またはWindows OS上で、スタータボード(Arduino Starter Board)をUSB接続するとき「Derimoリレークライアント(Derimo Relay Client for Java)」を使用します。
    • Android機のGPS情報をDerimoサーバに定期的に送信するとき、「Derimo TC2014 クライアント(Derimo TC2014 Client for Android)」を使用します。
    • M2Mターミナル(Derimo Linux Client BOX)でバスロケーションシステムとしてGPS情報を送信するとき、「Derimoリレークライアント(Derimo Relay Client for Java)」を使用します。
    • USBで接続できるArduinoボードは学校教育の現場などで多くの導入を行うと費用が高額になります。そこでArduinoボードと同じ操作ができるAndroidアプリによりArduinoボードの実機がなくてもAndroid機をエミュレータとして使用することで学習を進めることができます。このアプリは「Derimo バーチャルクライアント(Derimo Virtual Client for Android)」です。

    (2) Derimo コントロール

    Derimoコントロールというソフトウェアは、モニタリングルームにて、システム監視者がコントロールやモニタリングをするために使用するコンピュータで動作するプログラムのことです。クライアント機からサーバ機を経由してセンサ情報を得たり、クライアント機に対して動作させる命令をサーバ機経由で発行したり、システム監視者が使用するのがDerimoコントロールです。
    Derimoの評価ボードであるスタータボード(Arduino Starter Board)は、Arduinoボード上にセンサやアクチュエータを搭載し、クライアント機とUSB接続で使用します。この装置を遠方からのモニタリングやコントロールするのがDerimoコントロールです。

    • Android機にアプリとしてモニタリング・コントロールするために使用するものは「Derimoコントロール(Derimo Control for Android)」です。
    • Webブラウザ上で、モニタリング・コントロールするために使用するものは「Derimoコントロール(Derimo Control for HTML5)」です。

    (3) Derimo パブリッシュビュー

    Derimoパブリッシュビューというソフトウェアは、不特定の利用者がWebブラウザを通じてモニタリングするために使用するプログラムです。具体的には、バスロケーションシステムのように、利用者がどこからでもWebブラウザを通じてバスの位置を知るときに使用します。

    • バスロケーションの閲覧として使用するものは「Derimoバスロケーションビュー(Derimo for Bus Location View for HTML5)」です。

    (4) Derimo サーバ

    Derimoサーバはクライアント機やコントロール機からの接続要求(サインイン)に対して確認し、その後、クライアント機とコントロール機のデータを相互に交換をするソフトウェアです。このソフトウェアはWAR (Web application ARchive) でJava Platform, Enterprise Edition (Java EE) アプリケーションとして開発しています。このプログラムはソースコードの公開をしておりませんので、お客様がプログラムに関する改変ができません。当社ではDerimoサーバはクローズドソースとし使用許諾するプロダクト(商品)としています。

 

2.CD-ROMメディアのファイルのご紹介

    「Derimoスタンダードパック」という商品に含まれているCD-ROMのソフトウェアの内容についてご紹介をします。

    ※ファイル名の “x.y.z” はバージョンを示します。
    ※ファイル名の “yyyymmdd” はそれぞれ日付 “yyyy(西暦年)mm(月)dd(日)” を示します。
    また、“YYYY”についても西暦年を示します。

     

    Derimo Server

    共通に使うDerimoサーバは、Serverフォルダに入っています。

    • Server/derimo-server-x.y.z.war

     

    Derimo バスロケーション

    送迎バス向けのバスロケーションを実現するためのソフトウェアが、Derimoバスロケーションです。次のように、Java / Androidアプリケーションと、モニタリング側はHTML5で構成されています。

    • RelayModule/Source/derimo-bishop-gps-module-yyyymmdd.zip
    • Java/Binary/derimo-relay-client-x.y.z.zip
      Java版のDerimoリレークライアントのプログラム。Linux / Windows / M2Mターミナル(Derimo Linux Client BOX)で動作をさせるときに使用します。
    • Android/Binary/derimo-tcYYYY-client-x.y.z.apk
      Android版のDerimoクライアントプログラム。AndroidのGPSを用いて位置情報を知らせるアプリとして使用できます。
    • Html5/Binary/derimo-buslocationview-x.y.z.-html5.zip
      HTML5によるDerimoパブリッシュビュープログラム。クライアント機の位置情報を1枚の地図に表示します。バスロケーションの地図プログラム。

     

    Derimo Client and Control

    Derimoの基本となるクライアントとコントロールのソフトウェアです。これは、Androidアプリケーションのクライアントとコントロールと、コントロールにはHTML5対応が追加されています。
    Arduinoは、スタータボード(Arduino Starter Board)用のソフトウェアです。

    • Android/Binary/derimo-client-x.y.z.apk
      Android版のDerimoクライアントプログラム。スタータボード(Arduino Starter Board)とUSB接続して使用します。
    • Android/Binary/derimo-control-x.y.z.apk
      Android版のDerimoコントロールプログラム。スタータボード(Arduino Starter Board)とUSB接続したクライアント機をリモートからコントロール・モニタリングのために使用します。
    • Html5/Binary/derimo-control-x.y.z.-html5.zip
      HTML5版のDerimoコントロールプログラム。スタータボード(Arduino Starter Board)とUSB接続したクライアント機をリモートからコントロール・モニタリングのために使用します。Webブラウザから様々なコントロール機から使用できます。
    • Arduino/Source/derimo-arduino-yyyymmdd.zip
      スタータボード(Arduino Starter Board)のための制御プログラム。スタータボード(Arduino Starter Board)としてUSB接続したPCからインストールし、使用します。

     

    Derimo Virtual Client

    Derimoバーチャルクライアント(Derimo Virtual Client)は、スタータボード(Arduino Starter Board)をエミュレートするソフトウェアです。USBで接続できるArduinoボードは学校教育の現場などで多くの導入を行うと費用が高額になります。そこでArduinoボードと同じ操作ができるAndroidアプリによりArduinoボードの実機がなくてもAndroid機をエミュレータとして使用することで学習を進めることができます。

    • Android/Binary/derimo-virtual-client-x.y.z.apk
      AndroidのアプリであるDerimo Virtual Client。スタータボード(Arduino Starter Board)の代わりにこのアプリを利用することができます。

     
    < 2014版 過去のソフトウェア >
     

    Derimo Location

    Derimo Locationは、位置情報モニタリングのためのソフトウェアで、Androidアプリケーションとして開発したものが入れられています。その後、HTML5にもモニタリング側を対応しましたので、HTML5のコントロールも入れられています。つくばチャレンジ2013にて使用しました。

    • Android/Binary/derimo-gm-location-client-x.y.z.apk
      Android版のDerimoクライアントプログラム。
    • Android/Binary/derimo-gm-location-control-x.y.z.apk
      Android版のDerimoコントロールプログラム。Google Mapsを用いてクライアントの位置を表示します。
    • Html5/Binary/derimo-control-x.y.z.-html5.zip
      HTML5版のDerimoコントロールプログラム。スタータボード(Arduino Starter Board)とUSB接続して使用します。また、Google Mapsの地図を表示できます。

     

    Derimo Simple Client and Control

    スタータボード(Arduino Starter Board)のLEDとスイッチを動作させることに限定したソフトウェア。Androidアプリケーションをフルに参考にするには量が多いため、対応するセンサとアクチュエータを最小限にし、プログラムのステップ数を減らし、よりプログラムの理解をしやすいものにするために用意しました。Androidアプリケーションのみです。

    • Android/Sample/derimo-samples-yyyymmdd.zip
      Android版のDerimoクライアントとコントロールプログラムの両方が含まれています。Androidアプリとしては小規模のものですが、HTML5のコントロールプログラムとリレークライアントがより小規模軽量化していますので、初心者向けのものとしては、今後、HTML5のコントロールとリレークライアントに移行していきます。

     

    Derimo Block Robo 05EV3

    『教育版レゴ(R)マインドストーム(R)EV3』を遠隔モニタリング・コントロールするソフトウェアです。クライアント側もコントロール側もAndroidアプリケーションで実現をしました。もしマインドストームEV3をお持ちで、Android機が2台あり、1台はクライアント機、もう1台はコントロール機として、お試しただける環境にございましたらご利用ください。

    • Android/Binary/derimo-ev3-client-x.y.z.apk
      Android版のDerimoクライアントプログラムです。Android機のBluetoothを通じて、レゴのEV3のそばにおいて動作させます。
    • Android/Binary/derimo-ev3-control-x.y.z.apk
      Android版のDerimoコントロールプログラムです。レゴEV3のそばになくとも、M2Mの仕組みにより遠方よりレゴをコントロールします。

 
 
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歩行データを用いたバスロケーションデモです。※Google Chrome,IE10以降,Safariでの閲覧を推奨