概要 ・ 特徴


M2M(Machine to Machine : マシーン・ツー・マシーン)は、機器間の通信を意味します。人間の介在無しに機器同士がコミュニケーションをして動作するシステムとして、注目されています。
IoT(Internet of Things : もののインターネット利用)は、デバイスとアプリケーションという構成により、コンピュータ同士や家電製品のような多種多様な「もの」がインターネットを通じて情報をやり取りすることで人間にとって効率の良い情報を収集できるなど、新しい価値を生むシステムの実現をいい、M2M同様に注目されています。

 Derimoは、この M2M ・ IoT を実現するソフトウェアフレームワークです。

Derimoのソフトウェアフレームワークは、M2Mシステム開発時に必要な枠組み(汎用的な機能、土台)であり、工数削減(生産性や生産効率の向上)やメンテナンス性の向上を図るためのベースとしてご使用いただける商品です。お客様が本格的なシステムを容易に早く正確に構築することを支援いたします。

M2Mのシステム
M2Mシステムとは、現場のセンシングデータや機器そのものの状況(ステータスデータ)を、ネットワークを通じてサーバへ、さらにネットワークを通じて、データの集積・蓄積・可視化や分析が可能となるアプリケーションが稼働する機器へと送信したり、また逆に、アプリケーション側から制御の信号を現場に送り、現場の機器を調整して動かすような仕組みをいいます。
企業においては、良いサービス・効率のよいサービスを実現するために、幅広い現場において「マネジメントの判断材料となる様々な情報を集積・蓄積・可視化・分析できること」や「分析結果に素早い対応をするために遠隔地からでも機器を制御できること」などが求められています。また、「ネットワークの先の機器による情報監視」を常時行い、リアルタイムに現状を知ることが、経営・経営企画・営業・開発・総務といった各部門で必要となってきています。
DerimoはこのようなM2M型の情報共有システムの構築に有効です。


 

Derimoの特徴

    • スケーラビリティとセキュリティを配慮し、サーバを介して通信を行う構成にしています。
    • ユーザ管理、データロギング、非同期接続が行えます。
    • コンパチビリティとポータビリティの高い通信API(RESTとJSON技術)を規定しており、各プラットフォームへポーティング技術により、容易に適用できます。
    • ロングポーリング方式の採用により、ネットワーク負荷を増大させないシステム構築を実現します。また、実際に安定動作しているシステム(開発キット)のオープンソースをベースにした開発が行えるため、大幅な工数短縮が図れます。
    • Androidに対応しているので、身近なスマートフォンを活用できます。また、LinuxやWindowsプラットフォームに標準対応します。

 

Derimoの基本構成

Derimo構成図

    制御側の機器(Derimo Client)と監視・操作側の機器(Derimo Control)からDerimoサーバにアクセスし、M2Mシステムとして機能するソフトウェアのフレームワークです。各機器(コンピュータ)からDerimoサーバへの「ログイン」により、機器(コンピュータ)同士をSNSのメンバー同士のように繋ぐことができます。この動作により、ログインIDが一致したもの同士は情報交換をしてよい相手(機器)とし、ログインIDが異なるものは、同じサーバを介していても情報が区別されます。このように複数の使用者をIDにより識別するので、セキュリティに配慮したシステムとして共有利用ができます。
     
    Derimo Client (制御側)
    スマートフォンの内蔵カメラ・内蔵センサ・GPSや、センサ・アクチュエータを搭載したArduinoボード(USB接続)などのUSBデバイスとコミュニケーションする制御側のソフトウェアです。ロボットなどにスマートフォンを装着して位置情報モニタリングを行う場合には、内蔵カメラ画像・GPS情報などを発信する側となります。車載による位置情報モニタリングには、Linuxが組み込まれた機器を発信側装置として使用します。
     
    Derimo Control (監視・操作側)
    タブレット型端末やHTML5に対応したWebブラウザを使って、遠隔地からDerimo Clientをモニタリング・コントロールする監視・操作側のソフトウェアです。位置情報モニタリングの場合、地図上に位置や経路などを表示したり、データ保存などの操作を行うことができます。
     
    Derimoサーバ
    Derimo ClientとDerimo Controlの間にあり、M2M通信の仲介をするクラウドサーバソフトウェアです。複数の機器監視・制御が容易に行え、セキュリティに配慮した利用環境を提供します。

 

想定されるDerimo活用事例

 
 
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